本から学ぶログ 

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人間関係でストレスを貯める前に読みたい本

こんにちわ。ストレス社会と言われる現代。仕事や家庭での一番のストレスは人間関係と言われています。生きている限り切り離すことが難しい人間関係。ほんの少し知識を持っているいるだけでだいぶ生きやすい環境を自分で作れるのではないでしょうか。

今日はそんな人間関係ストレスに対して、本田健さん著書の「大富豪からの手紙~再びアメリカ編~」読み解きます。

 

●おおよその未来は人類全体で決めている。

未来は自分自身が決めている。そしてその個人が決めた未来の集合からできているのがこの世界です。大体自分の周りで起きる事象は個々が決めた未来から成り立っているいるのです。この人類全体が決めた未来に対して唯一対抗できる手段は「自身の洞察力と行動力を信じる事」です。この洞察力と行動力は自分がどうやって今のようになったかで決まるとのことです。実際会社や家庭での人間関係に関しても自身、もしくは相手が決めた未来から引っ張られてしまっているのです。その未来を変える事ができるのは自分のみです。

 

●感情が人のすべてを動かす。

感情は人にとって一番大きなエネルギーであり、感情のネガティブ、ポジティブに対しよくマイナス、プラスのイメージを持ちがちです。しかし、実際に感情については良いも悪いもありません。ただ感情のエネルギーはそこにあるのみです。ストレスから来るイライラつまりは怒りの感情も決して悪い感情ではありません。大きなエネルギーとして自身の力に変える事も可能です。また人はどうしてもエネルギーとして非常に大きい感情に自身の行動を流されてしまいがちです。その点から、感情に自身が振り回されないように心がける事が重要です。ただこの感情の扱いが難しいのが「感情を感じないようにしている事」と「感情的に安定している事」とは全く違うということを理解しておく必要があります。会社の上司、部下といった役割。家庭での妻、夫の役割、様々な「役割」を演じる為に本来感じるべき感情を感じないようにしてその場をやり過ごす事も時にはあるでしょう。ただ、自身の成長のためには感情を感じた上で感情的に安定させる事が成長への近道です。

 

●世の中で起こることは全てバランスを取るために、感情エネルギーでつながる。

世界は常にバランスを取っているといわれています。人間関係でも同様です。

人間関係が成立するところであれば絶対に生じてしまいます。

人間を四つに分けるのが「大富豪からの手紙」に記載がある点です。

①ポジティブ自立:リーダー気質、ビジョンが大きい、楽観的、過去を見ない

②ネガティブ依存:共感能力が高い、問題発見する、悲観的、過去に縛られる

③ポジティブ依存:和みキャラ、ミスしがち、無能に見える

④ネガティブ自立:有能な管理者、完璧主義、いつもイライラ、人をコントロールする

この四つによって分かれる人間性で注意すべきはどれが良いなどはない点です。どの分野にも良い面、悪い面があります。そして一番面白いのが相手のタイプに応じて自分のタイプが決まる(もしくは自分のタイプにより相手のタイプが変わる)点です。自分が①であれば相手は②になり、相手が③であれば自分は④になります。相手との人間関係に応じて自分のタイプが決まるのです。ですので会社の人間関係を見直してうまくいってない人のタイプを4つから決めて見てください。きっとそのタイプに対して対になる関係に自分のタイプがなってしまいます。もちろん家での家族関係も、全ての人間関係でこの関係は成り立つといわれています。

自分 ↔ 相手

 ① ↔ ②

 ② ↔ ①

 ③ ↔ ④

 ④ ↔ ③

 

●人間関係良好にするには、「対のバランスをセンターに戻す」

四つに分かれる人間のタイプ。これについて関係がおかしくなってしまっている時はの状態は「自分、もしくは相手のタイプが極端にそのタイプに偏ってしまっている」事が原因であると考えられます。例えば上司が極端に④の時、自身は極端③になってしまう可能性があります。一方、逆もしかり。また自身が極端に①に振れてしまうと、上司は極端に②に振れてしまうものなのです。そのとき、あなたが実施しなければならない事は、『自身が相手に対して人間タイプを極端に振れないようにする事』です。人間は相手に応じて様々なタイプを使い分けています。その人間タイプが極端に振れた際に人間関係の歪みが生じ、ストレスにつながる事になります。

もしあなたが人間関係でストレスを抱え、苦しんでいるのであれば、明日から実践してみてください。少しは現状が変わるかも知れません。